イサキ釣りの始め方|初心者でも狙える初夏の美味しい魚をわかりやすく解説
イサキは初夏を代表する美味しい魚で、脂が乗る時期には非常に人気の高いターゲットです。船釣りを中心に狙われる魚ですが、ポイントと基本の釣り方を押さえれば、初心者でも十分に数釣りが楽しめます。
この記事では、イサキの特徴・釣れる時期・ポイント・基本の釣り方を、実釣をもとにわかりやすく解説します。
※本文中の「タナ」「コマセ」など、用語が不安な方は先にこちら:用語ミニ解説
イサキ釣り、イサキとはどんな魚?
イサキは体側にうっすらと縦じまが入る中型魚で、群れで行動するのが特徴です。岩礁帯やその周辺に生息し、プランクトンや小さな甲殻類を食べています。
- 主な生息場所:岩礁帯・瀬・根の周り
- 食味:白身で脂があり、刺身・塩焼きが特に美味しい
- 引き:小気味よく、数が釣れると楽しさが続く
初めてイサキを釣ったのは瀬戸内海の離島でした。驚いたのは刺身で食べた時です。脂がのり、旨味が強く、甘みも感じるほどで「初夏の魚ってこんなに美味しいのか」と印象に残りました。
瀬戸内海で釣れるイサキは、サイズは30cm前後が中心です。掛かった瞬間に「グングン」と小気味よく引き、群れに当たると連続して釣れるので、初心者でも楽しみやすい魚です。
イサキ釣り、釣れる時期と時間帯
イサキは水温が安定する時期に群れで集まりやすくなります。脂が乗る初夏は特に人気で、食味も釣り味も楽しめます。
- ベストシーズン:初夏(梅雨時期)
- 時間帯:朝マズメ〜日中
- 潮:潮が動いている時間帯が有利
実感としては、潮が止まっている時間よりも、少しでも潮が動いている時間の方がアタリが出やすいです。まずは「潮が動くタイミング」を意識すると、釣果が安定します。
イサキ釣り、ポイント選びの考え方
イサキは根の周りに群れる魚のため、ポイント選びが釣果を左右します。基本は「根」「瀬」「潮が当たる場所」です。
- 瀬や根の上・周辺
- 潮が当たっている場所
- 魚探に反応が出るタナ
群れに当たると連続してヒットすることも多いです。逆に、タナが合っていないと当たりが出にくいので、「どのタナで反応が出ているか」を常に意識すると釣果が伸びます。
イサキ釣り、船の仕掛けと道具
ここでは、船のコマセ釣りで使う基本タックルをまとめます。まずは「標準の構成」をそのまま用意すればOKです。
※上の位置に、鈴木さんが撮った「竿・リール付き仕掛け写真」を入れるのが一番わかりやすいです。
イサキ釣り、基本タックル
- 竿:張りのある船竿(2.0〜2.5m)
- リール:電動リール(300〜400番クラス)
- ライン:PE 3号
- リーダー:フロロカーボン 5号
- 天秤:40cm前後
- コマセカゴ:ステンレス製(100〜120号)
- クッションゴム:太さ2mm・長さ30cm
- ハリス・針:ハリス 2〜3.5号/イサキ針 6〜7号
イサキ釣り、エサ
- 撒きエサ:オキアミ
- 刺しエサ:オキアミ、イカの短冊
オキアミは尻尾を切り、その部分から針を刺して、エビの体が針のまっすぐな部分と重なるようにします。針の曲がり始めのあたりで腹側に抜くと、エビがまっすぐになります。
逆に、針の曲がり部分まで深く刺してエビが曲がった状態になると、潮の流れで幹糸の周りを刺しエサが回りやすくなり、食いが落ちる原因になります。イカの短冊は、ちょん掛けにします。
イサキ釣り、基本の釣り方と流れ
イサキ釣りは「タナ(深さ)」が特に重要です。コマセと仕掛けを同じ層に合わせると、釣果が伸びます。
イサキ釣り、手順
-
指示ダナまで仕掛けを下ろす
狙うタナは、船長から指示されたタナに「仕掛けの長さ(約2〜3m)」を足した深さが基準です。 -
最初は大きめにシャクってコマセを出す
最初は大きくシャクってコマセを出し、魚を寄せます。撒いたら、仕掛けの分を巻き上げて当たりを待ちます。 -
コマセと仕掛けを同じ層に合わせる
コマセを撒いたタナに針が来るように調整すると、イサキがコマセを食べながら刺しエサにも反応しやすくなります。 -
当たりが出始めたら、シャクリを小さくしてコマセ量を減らす
エサが多すぎると小型が先に食いやすく、大きめが釣れにくくなることがあります。 -
大きめを狙うときは、タナの上の層を意識する
大きめのイサキは群れの上にいることが多いです。指示ダナ付近から1mほど、ゆっくり上げながら探ると当たりが出ることがあります。 -
当たりが来たら、聞き合わせで上アゴに掛ける
イサキは上アゴが硬いので、上アゴに掛けるとバレにくいです。針掛かりしたら、ゆっくり巻き上げて取り込みます。 -
追い食いは、すぐ巻かずに次の当たりを待つ
当たりがあってもすぐに巻かず、次の当たりを待ちます。軽くシャクってもよく、釣れている魚が暴れる動きが誘いになることがあります。
イサキ釣り、釣果を伸ばすコツ
イサキ釣り、タナが合っているかを確認する
当たりが出ないときは、まずタナがズレていないか確認します。仕掛けの長さ分を足しているか、コマセを撒いた層に針が来ているかを見直すだけで改善することがあります。
イサキ釣り、コマセは出しすぎない
当たりが続くときほど、コマセを出しすぎない方が安定します。特に小型が多い日は、コマセ量を減らすとサイズが上がることがあります。
イサキ釣り、当たりの出る層を見つけたら再現する
「この深さで当たった」が見つかったら、毎回同じ動作・同じ深さを再現します。釣れている人の動きを真似するのも、上達が早いです。
イサキ釣り、持ち帰りと食べ方
脂が乗った時期のイサキは、釣って楽しく、食べて美味しいのが魅力です。持ち帰りは、まず冷やすことが大切です。
- 持ち帰り:クーラーでしっかり冷やす(氷は多め)
- おすすめ料理:刺身、塩焼き
特に刺身は、脂と旨味のバランスが良く、初夏の楽しみとしておすすめです。塩焼きも香りが立ちやすく、ごはんにも合います。
イサキ釣り、よくある質問
- Q. イサキ釣りで一番大事なのは何ですか?
- A. タナ(深さ)です。指示ダナと仕掛けの長さを意識し、コマセを撒いた層に針を合わせると釣果が安定します。
- Q. 当たりが出ないときは何を見直せばいいですか?
- A. まずタナのズレとコマセ量を見直します。釣れている人の動作を真似するのも効果的です。
- Q. 大きめのイサキを狙うコツはありますか?
- A. 群れの上の層にいることが多いので、指示ダナ付近から1mほど、ゆっくり上げながら探ると当たることがあります。
- Q. 追い食いはどうすればいいですか?
- A. 当たりがあってもすぐに巻き上げず、次の当たりを待ちます。軽くシャクると追い食いにつながることがあります。
イサキ釣り、まとめ
イサキは、タナを意識することで、初心者でも数釣りが楽しめる魚です。脂が乗る時期のイサキは食味も抜群で、釣って楽しく、食べて美味しいのが魅力です。
今日の要点まとめ
- イサキ釣りはタナ(深さ)が最重要
- 最初は大きめにシャクって寄せ、当たりが出たらコマセ量を減らす
- 大きめは群れの上の層にいることが多く、ゆっくり上げながら探る
- 追い食いは、すぐ巻かずに次の当たりを待つ
イサキ釣り、用語ミニ解説
- タナ
- 仕掛けを入れる深さのことです。指示ダナは船長が教えてくれる“狙う深さ”の目安です。
- コマセ
- 魚を寄せるために撒くエサのことです。イサキ釣りでは、撒いた層に針を合わせるのが大切です。
- 同調
- コマセを撒いた深さと、針(刺しエサ)の深さを同じにすることです。当たりが増えやすくなります。
- 朝マズメ
- 朝の薄明るい時間帯のことです。魚の活性が上がりやすい時間です。
- 聞き合わせ
- 当たりが出たときに、竿先で重さを確認しながら針を掛ける動作です。イサキは上アゴに掛けるとバレにくいです。


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