アマダイは、身にほのかな甘みがあることから「甘鯛(アマダイ)」と呼ばれる高級魚です。
種類はシロアマダイ・アカアマダイ・キアマダイの3種類が知られており、山口県で釣れるのは主にアカアマダイとシロアマダイです。
サイズや状態によっては1尾3万円の値が付くこともあると言われ、釣り人からも非常に人気があります。
※本文では初心者向けに、釣れやすい時間帯・基本の釣り方・よくある失敗例・安全面を、元遊漁船船長の経験をもとに分かりやすくまとめます。
用語が不安な方は、先に 用語ミニ解説 もチェックできます。
アマダイ、どんな魚?(初心者向け)
アマダイは白身魚の一種で、身にほのかな甘みがあるのが特徴です。
脂(あぶら)の量が季節で大きく変わりにくく、年間を通しておいしく食べやすい魚でもあります。
釣り上げたアマダイは鮮度が抜群なので、まずは刺身で淡白な食感と甘みを味わうのがおすすめです。
さらに、ウロコをつけたまま調理する松笠揚げ(まつかさあげ)も定番。
皮目はサクサク、身はふわふわで、家庭でも「特別感」が出せる食べ方です。
塩焼きや素揚げでもおいしく、釣った後の楽しみが大きいターゲットです。
初心者メモ
アマダイは「甘みのある白身の高級魚」。釣ったら刺身や松笠揚げでおいしさを実感しやすい魚です。
アマダイ、釣れる時期と時間帯
アマダイは一年を通して狙える魚なので、「これから始めたい」という初心者にも挑戦しやすいターゲットです。
私が瀬戸内海の祝島(山口県)・姫島(大分県)を釣り場にしていた経験でも、年間を通して釣果が出ました。
とくに反応が出やすいのは、潮が動き始めてから約1時間半、そして潮どまり前~潮どまりまでの約1時間半です。
この時間帯は集中力が釣果に直結します。周りの安全を確保した上で、手返しよく丁寧に続けるのがコツです。
初心者メモ
迷ったら「潮が動き始め」と「潮どまり前~潮どまり」を狙いましょう。集中できる時間に手返しよく続けるのが釣果アップにつながります。
アマダイ、基本の釣り方(タイラバ/鯛玉)
アマダイは海底近くにいる魚です。目安として、アマダイが反応しやすいのは海底から数メートルの範囲。
そのため、仕掛け(鯛玉/タイラバ)を上げ下げして、海底付近を丁寧に探ります。
アマダイ、巻き上げの基本(目安)
両軸リールの場合、目安としてハンドル10回転で約5m仕掛けが上がることが多いです(機種や巻き量で変わります)。
例としては、次の流れで探ります。
- 海底まで落として着底を取る
- ハンドル10回転巻いて(約5m上げる)
- クラッチを切って、再び海底まで落とす
- また10回転巻く…を繰り返す
アマダイ、アタるレンジは海底から近い
タイラバヘッド(例:60〜120g)が海底に着底すると、砂煙が立ってアピールになります。
アマダイは、ヘッド下のネクタイ(シリコンやゴム素材)をエサのように見て食いついてきます。
実際に、ヒットするのは海底から3〜5回巻いたあたりに集中しやすいです。
「海底からあまり離しすぎない」ことが、初心者のいちばん大事なポイントです。
初心者メモ
アマダイは海底近くが勝負。着底→少し巻く→落とす、を丁寧に繰り返すと釣果が出やすくなります。
アマダイ、よくある失敗例
釣れていない人を観察すると、多いのが竿の固定が弱いケースです。
竿先がグラグラしていると、仕掛けがスムーズに動かず、ネクタイが不自然な動きになりやすいです。
仕掛けが「おいしそう」に見えないと、アマダイは口を使いません。
アマダイ、改善のコツ(竿の固定)
改善するには、まず左脇に竿の端を挟み込み、竿をしっかり固定します。
次に、リールのハンドルをやや上向きにして回しやすくすると、巻きが安定します。
すると仕掛け(鯛玉)がスムーズに動き、ネクタイがヒラヒラ泳ぐように見える動きになりやすいです。
仕掛け回収時、海面近くならネクタイの動きが目視できます。
実際に上げ下げして「良い動き」「悪い動き」を確認しておくと、釣果が安定します。
初心者メモ
釣れない原因は「仕掛けの動きが不自然」なことが多いです。竿を固定して巻きを安定させ、ネクタイが自然に動く状態を作りましょう。
アマダイ、安全面とマナー
遊漁船では他のお客様も同船しているため、安全とマナーが最優先です。
特に気をつけたいのは、鯛玉(タイラバ)をセットしたまま席を離れないこと。
船の揺れで鯛玉が暴れると、周囲の人を危険にさらす可能性があります。
席を離れるときは、必ず鯛玉を収納用の容器(船にあるテフロン籠など)に入れ、針先が露出しない状態にしてください。
楽しい釣りにするためにも、周囲への注意を忘れず、救命胴衣は必ず着用して釣りを楽しみましょう。
初心者メモ
船釣りは「自分の安全+周りの安全」。席を離れるときは鯛玉を必ず収納し、救命胴衣は常に着用しましょう。
アマダイ、まとめ
- アマダイは、ほのかな甘みが魅力の高級魚(山口は主にアカ・シロ)
- 一年を通して狙え、潮が動き始めと潮どまり前後がチャンス
- 基本は海底付近を丁寧に探る(着底→少し巻く→落とす)
- 釣れないときは、竿の固定と巻きの安定で「仕掛けの動き」を改善
- 遊漁船では鯛玉を付けたまま席を離れない(安全最優先)
今日の要点まとめ
アマダイは海底近くが勝負。潮のタイミングで集中し、仕掛けを自然に動かすと釣果が伸びます。
用語ミニ解説
- 鯛玉(タイラバ)
- オモリ(ヘッド)+ネクタイ+針が一体になった仕掛け。海底付近を探るのに向きます。
- ネクタイ
- タイラバのヒラヒラした部分。シリコンやゴム素材で、魚にエサのように見せる役割があります。
- 着底
- 仕掛けが海底に着いた状態。ここが分からないと、狙うレンジがズレやすいです。
- 潮どまり
- 潮の流れが弱くなる時間帯。前後で食いが立つことがあります。
- 松笠揚げ(まつかさあげ)
- ウロコを付けたまま揚げる調理法。皮目がサクサクになり、身はふわふわに仕上がります。

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