これは、私がまだ外航船の船乗りをしていた頃の話です。
当時私は鉱石船に乗り、海外航路を航海していました。
海の仕事は危険と隣り合わせだということは理解していましたが、その出来事は今でも忘れることができません。
中東情勢が緊迫していた時期、私が乗っていた船は航海中に突然の攻撃を受けました。
戦闘機からミサイルが撃ち込まれ、船内で大きな火災が発生しました。
その事故で、仲間を1人失いました。
海で働くということは、釣りの楽しさや航海のロマンだけではありません。
命と隣り合わせの現実があることも、私はこの出来事で深く知ることになりました。
外航船での航海|海で働く船乗りの仕事
外航船とは、日本と海外を行き来しながら貨物を運ぶ大型船のことです。
私が乗っていたのは鉱石船で、鉄鉱石などの資源を運ぶ大型船でした。
航海は数週間から数か月に及ぶこともあり、船の上で生活しながら仕事をします。
広い海の上では、港に入る順番を待つために沖で待機することもあります。
そんな時間に釣りをすることもあり、海の楽しさを感じる瞬間でもありました。
突然の攻撃と船内の混乱
しかしある日、状況は突然変わりました。
空から戦闘機が現れ、私たちの船に向かってミサイルが撃ち込まれたのです。
船内では激しい衝撃があり、その直後に大きな火災が発生しました。
船内は一気に混乱状態になり、乗組員は必死で消火作業と安全確保を行いました。
海の上では逃げ場がありません。
その場で対応するしかないのです。
海で働くということ|命と隣り合わせの世界
この出来事で、私は海の厳しさを改めて思い知りました。
海は美しく、魚も豊富で、釣りをする人にとっては楽しい場所です。
しかし海で働く人にとっては、常に危険と隣り合わせの場所でもあります。
自然の力、天候、そして時には人間の争い。
海ではさまざまな出来事が起こります。
だからこそ、海に対する敬意と安全への意識を持つことがとても大切だと感じています。
忘れることのない海の記憶
長く海の仕事をしていると、さまざまな出来事を経験します。
楽しいこともあれば、つらい出来事もあります。
今回書いた出来事も、私にとって忘れることのできない海の記憶です。
このブログでは、船釣りの楽しさや技術だけでなく、海で生きてきた経験も少しずつ伝えていきたいと思っています。
海は素晴らしい場所ですが、同時に大きな力を持つ世界でもあります。
そのことを忘れずに、これからも海と向き合っていきたいと思っています。

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